闇に蠢くもの

啓蟄も過ぎ、蠢く者どもが這い出てくる季節となりました。僕の住んでいるエリアでゴキブリ以上に危険かつおぞましいのがムカデです。ムカデに震えて眠れない夜を過ごしたことがありますか?。僕はあります。彼らはゴキブリを捕食するほどのスピードスターなので、初撃で仕留め切れなかった場合部屋のどこかに隠れられてしまうのです。あのおぞましい生き物が自分の寝室のどこかにいる、これはかなり恐ろしいシチュエーションです。

ムカデはどこからともなく家に忍び込んできます。あらゆる隙間を塞ごうにも、エアコンの室外機の排水パイプやお風呂の排水溝などからも侵入してくる事がある為、実質上完全にシャットアウトする事はかなり困難という事ができそうです。つまり接触は免れない。軽く脇腹をかすった程度でチリチリ痛むほど強い毒性。まともに咬まれた場合は腫れ上がり激しく痛みます。最悪アナフィラキシー・ショックを起こしかねません。対策を記しておきます。

①アルカリ性の固形石鹸で傷口を洗う。
②タンパク質性の酵素毒が失活するまで数分間43~46℃程度のお湯をかけ続ける。火傷にならないよう気を付けながら。
③悪寒・頭痛・吐き気・息苦しさなどがある場合は速やかに皮膚科を受診。

・傷口を冷やすのはNG。逆に激しく痛みます。
・40℃程度のぬるま湯だと逆に毒が活性化するのでNG。
・口で毒を吸い出すと口内が毒にやられるのでNG。

戦略として有効なのは、侵入を防ぎ切るのではなく、侵入してきたとしてもムカデにとって居づらい環境としておくことです。ムカデは食料としてゴキブリを好むので、まずはゴキブリを根絶やしにします。個人的にはブラックキャップが一番効果的でした。

次に部屋の各所に樟脳を仕掛けます。樟脳のにおいをムカデは嫌うようで、これを仕掛けるようになってからムカデを見かける頻度がかなり落ちましたし、いたとしても何故かスピードが遅くなっており仕留めるのが容易になります。ただしお家が昭和の香りに満たされます。

今年はムカデ忌避剤を買って窓の外や玄関口などに散布しましたが、ムカデは地べたのみを二次元的にはいずる生き物ではなく、壁や天井、排水溝などあらゆる隙を三次元的に突破してくるクリーチャーですので、まあ気休め程度に考えています。ムカデに震えて眠れぬ夜を過ごす人が少しでも減りますように。

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